広島原爆の原料施設公開へ 米、初めて地元住民らに
【ワシントン15日共同】第2次大戦で米軍が広島に投下した原爆の原料製造に使われたウラン濃縮装置の一部を、米政府が、施設のあるテネシー州オークリッジ近郊の地元住民らに近く公開することになった。AP通信が14日伝えた。
施設はY12と呼ばれ、現在は米エネルギー省傘下で核兵器の解体や管理を担当しているが、もともとは第2次大戦中、マンハッタン計画の一環でつくられた。電磁石を利用した「カルトロン」という大型装置で高濃縮ウランを製造、それがニューメキシコ州のロスアラモス研究所に運ばれ、広島原爆が製造された。
Y12にはカルトロンの一部が今も古い建物の中に残っており、今月18日、地元の定例祭に合わせ、初めて住民らに公開されることになった。希望者が多く既に募集は締め切られており、Y12のウェブサイトによると「参加が認められるのは米国人のみ」という。
(共同通信) - 6月15日19時11分更新
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