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◆豊崎 博光◆

 アメリカによる世界最初の原爆実験と、それに続く広島・長崎への原爆投下から半世紀が過ぎた。この半世紀は「核」の時代とよばれる。この間、ウラン鉱石の採掘と製錬、核兵器製造と2289回以上の核実験、原子力発電用の燃料製造と原子力発電、アメリカのスリーマイル島原発事故、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故、使用済み核燃料の再処理とプルトニウムの抽出などで生み出された膨大な量の放射能と放射線によって地球は被爆した。しかし、環境と人間への被爆は見えないため、人々は無関心である。
  私たちは今すぐ、いかなる理由であれ、これ以上の放射能を生み出すことをを止め、まき散らされた放射能を回収し、安全に処理しなければならない。

プロフィール
フォトジャーナリスト。1948年横浜生まれ。
1978年 アメリカの核実験の被害を受けたマーシャル諸島の人々の取材をきっかけに、アメリカ、太平洋の島々、オーストラリア、カナダ旧ソ連ドイツなどのウラン鉱石の採掘と製錬、原発運転と原発事故、核実験、核廃棄物処理などによるヒバクシャを取材。
1955年 第一回平和共同ジャーナリスト基金賞を「アトミック・エイジ」で受賞。
<著書> 「核よ奢るなかれ」(講談社)、「グットバイ・ロンゲラップ」(築地書館)、「核を撮るーあるフォトジャーナリストの旅日記」(無明社出版)、「アトミック・エイジ」 (築地書館)

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